きみの好きな本

彼女のことを考えすぎないように、彼の好きな本などを読みます。

kindleのはなし

本から逸れた話というのはkindleのことです。
 
去年の暮れにkindleを買ったはいいものの、やはり紙の本で読むのが好きなのでkindleで本を買うのを躊躇していました。とはいえたくさん読むのでいちいち買っているとお金がどんなにあっても足りないしもっぱら図書館派なのですが。一度読んで、とっても気にいったら買う。これがもう小学生時代からの癖です。
けれど、私塾時代の恩師が、本はあたらしいものを買ってちゃんと著者にお金を払うべきだ。と言うのを聞いてから、そんな気がしてきて買うようにもなりました。ケチって中古本を買ってしまうこともしばしば、だけど。
彼女はいつも読みたい本なり勧められた本なりを躊躇せず本屋で買うので、すごいなあと思っていました。彼女だって読書家なのに。大変な出費だろう。
こっちは紙の本を買うのだって躊躇しているのに、ましてやkindleで買うなんて。
というわけで青空文庫をいくつかダウンロードしてなんとなく暇つぶしに読む、くらいにしかkindleを使っていませんでした。
けれど、7月に少し長く海外に行くことになり、飛行機でも旅先でも本は読みたいけれど持っていくのはかさばるし、えいやっ、と今回はじめてkindleで本を買って読んだのでした。
 
そして読んで思ったことを書こうとしたとき、あのセリフのあのページがどこだったか、あれを思ったのはだいたい本のどれくらいのところだったのか、わからなくて絶望しました。
だから先のエントリーでも「最初の何分の何くらいか」と書くしかなかったのです。
もちろんkindleには今は全体の◯%と表示するとか、マーカーやしおりの機能もありますが、本を読んでいる最中にそんなことに気を取られたくないのでしません。
kindleって不便ですね。
kindleの利点はあのサイズに大量の本を詰め込んで持ち運べることくらいです。
気にいった場面をすぐに開くことができないのなら本を買った意味がない!
どうしたものか。
 
この話をひとにしたら、そんなことわかりきっていただろうと言われてしまいました。